急に思い立ってポラロイドの皮の張り替えをすることにしました。

 

 

STEP.11. 貼り替え前の状態

 

ポラロイド680の皮は、長年の使用で亀裂が入り、黒い皮がところどころ白くなり、劣化していました。手触りも硬くなっていました。この状態で撮影するのも少し気になっていたので、皮の貼り替えを決意しました。

 

 

 

STEP.2貼り替え用の皮の選定

 

貼り替えに使用する皮は、インターネットで購入しました。今回はカット済みの皮を選び、作業をスムーズに進めるために、サイズや形がポラロイド680にぴったり合ったものを選びました。質感や色も元のものに近いものを選んだため、仕上がりが自然になりました。

 

こちらで購入しました。

 

 

STEP.3張り替え作業の手順

まず、消毒用アルコール(50%)で古い皮を湿らせ、その後シール剥がし用のヘラを使って慎重に古い皮を剥がしました。この作業は最も手間がかかり、根気よく丁寧に行うことが大切です。ヘラを使うことで本体を傷つけず、古い皮を綺麗に剥がせました。

 

 

 

ヘラで少しずつ皮を剥がしていきます。

 

 

↑夢中になりすぎて、少し傷もありますが、綺麗に剥がせました。

 

STEP.4新しい皮の貼り付け

新しい皮はすでにカットされており、サイズや形がぴったり合っていたため、剥がした後は簡単に貼り付けることができました。接着剤がしっかりとついており、貼る際にズレることなく、ピタッと固定できました。貼り付けた後の仕上がりは非常に美しく、使う楽しみが増します。

 

 

 

 

STEP.5久しぶりに使ったポラロイド

 

貼り替えが終わったポラロイド680を久しぶりに使ってみました。

家にあったポラロイドフィルムは2008年に購入したもの。当時、ポラロイドフィルムが販売中止になると知り、慌てて買い置きしたものでした。

 

 

試しにそのフィルムで撮影してみると、やはり経年劣化の影響か写真全体が茶色い色調に。

本来の色は出てないものの、セピア調の仕上がりになり、まるでヴィンテージ写真のような雰囲気に。思い描いていた発色とは違いましたが、逆にこの色味がノスタルジックで、良い雰囲気を醸し出していました。偶然生まれたレトロなトーンが、まるで昔のアルバムから出てきた一枚のようで、これはこれで魅力的。長年眠っていたフィルムが、思いがけず新しい表情を見せてくれ、ポラロイドならではの面白さを改めて実感しました。

 

 

 

STEP.6まとめ

ポラロイド680の皮の貼り替えは、手間がかかる作業でしたが、丁寧に進めたことで素晴らしい仕上がりになりました。新しい皮に替えることで、見た目も手触りも元通りの状態になり、愛着が深まりました。これからも大切に使い続けたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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