天国の父に鎮魂歌を演奏した記事はこちら



父が亡くなった直後。
とにかく看護師たちに早く荷物をまとめて退室できるように急かされた泣き笑い

役立ったのは大きな不織布バッグ。
もともと父の面会には大きなぬいぐるみ🐻が欠かせなかったので、常に大きな不織布バッグを使っていた。
なので、それにとにかく荷物を詰め込んで車に積み、自宅に持って帰った。

父のケアに使っていた化粧品は全て遺品になるが、まだまだ生きてくれると信じて疑わなかったので、さらに新品のストックまで荷物に入っていた。

私はとっさに使いかけの化粧品を捨てた。

赤いスニーカーは姉が捨てたが、デイケアに通っていた父が履いていたもの。
延命治療で寝たきり状態の父が立つこともできないのはわかっていたが、一縷の望みをかけて病室にずっと置いていた。
願掛けみたいなものかな?

自宅に保管していた他のスニーカーは、防犯として役立ってもらうことにした(笑)
装具を着けた足を入れるには最低28センチのスニーカーが必要だったので、今後の母との二人暮らしの心強い見方!
泥棒も怖じ気づくビッグサイズ!

さて、本題に入るが(笑)
遺品の一つであるラジオが失くなっていた。
寝たきりの父には必要不可欠だったラジオ!
面会に行くと必ず大きめの音量で付いていた。
阪神の試合中継や歌謡曲なども聴けたに違いない。

命が尽きる瞬間まで頭がしっかりしていた父。
ボケなかったのは耳から刺激を受け続けたおかげかも?

昨日、名古屋の姉のマンションから帰って来た母が言った。

「あのラジオやけどね、お姉ちゃんが持って帰ってたんよ!お父さんの遺品として欲しかったんやて。毎日聴いてるらしいわ。」

……………………………………。

姉が持って帰ってたんかい(笑)

とにかく無事で良かったし、父も喜んでいることだろう。


 

 

父が自宅にいる頃から、「口にシュッシュして。」と気に入っていた子ども用の歯磨きスプレー。

気分がリフレッシュするらしい。

私も自宅と職場に置いています。



 

 

乾燥からの頭皮のフケが酷かった父に使うと即効で無くなりました。




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