父が亡くなった記事はこちら


父が亡くなって約40日が経ち、やっと大事な変更手続きを済ませた。


家の名義変更である。


すでに母親が施設や病院に入っていたり、父と年齢が近ければ独身の私の名義にする必要があったかもしれないが、今のところは健康で年齢は父と9才差もあるので、母の名義にすることになった。

9才も年下だと、父の介護も母が中心によくやってくれたので助かった。

元看護師であったことも良かった。


配偶者が相続する方が手続きは楽だと聞くが、本当にその通りだった。

司法書士が来て10分以内に終わった(笑)


父の死後、口座の凍結に関する手続きをしようとしたら銀行の副支店長から電話があり、昔父がクリニックを開業していた頃に家を担保にお金を借りていたらしく、借金はとっくに返していたが、借りる権利がまだ残っているので、一旦取り消してからでないと名義変更ができないという汗うさぎ


その話も含めて、その銀行が贔屓にしている司法書士を紹介すると言われ、渡りに船だった。

司法書士を探していたし、高額な請求をされる恐れも避けたかったので…。


昨日、またまた午後から休みを取り、戸籍謄本などの書類を持って銀行へ。

副支店長に奥の個室を案内され、戸籍謄本などの確認をされ、雑談しているうちに司法書士が登場。


おじいさん先生で、せっかく用意した書類の半分は要らないと言われた(笑)

例えば父が産まれてから亡くなるまでの謄本。

「この、9才からの謄本で十分です。」

と言われた。

必要な書類をザッと確認し、こちらが用意した約13万円をきっちり数えて、サッと席を立ち帰って行った😅


副支店長が、

「あの方、せっかちな方で…。」

と苦笑いをしていたが、こちらとしてはサッと手続きが終わり好都合だった。


「もうこれで、奥様の家になりますので、古い権利書は必要ないです。」


そうなんだ!


家の古い権利書は、約40年ぶりに母がタンスの奥から出してきた。

中に記入されていた父のサイン。

若い頃に書いたのであろう、意外なくらいキレイな字で書かれていた。


医者によくある、汚い字だった父。

とくに70代以降になると解読不能なレベルで吹き出してしまったくらい(笑)


今日みたいな大雨でも絶対に大丈夫な丈夫で雨に強い土地、土地の高さも一段と高い家を建ててくれた父に感謝!



数年前までは、父がお年玉の文字も書いて手渡してくれていた。

もちろん、お年玉という名のお小遣い(笑)