光触媒
2月21日(土)世の中は不思議なことばかり ~楽しく身のまわりを見てみよう~ 東京理科大学学長 藤嶋 昭講演会とワークショップに参加しました。さすが、理科大学の教授ですね。いろいろなことにお詳しい!!・ツツジの花びらの点々模様はミツバチやチョウチョたちの目印。ここに(受粉)、虫たちは集まります。・一兆バレル 単位にすると聞き慣れなくて分かりづらいけど例えば、富士山を想像してみる!富士山を逆さまにして、石油を流し込んだとするといくら入るだろうか?なんと2兆バレルも入るのだそう。また、人間が今までに使った石油の量はいくらか?という先生の問題にみんな桁違いの数字を考えて手を上げていたけど0.5という数字で半分しかないそうです。それだけ富士山は大きい。ということを教えてもらいました。他にも、みんなから質問がたくさん飛び出しましたがひとつひとつ答えてくれて、どんな質問にも答えてびっくり!同じ地元出身の小学生だったなんて信じられませんでした。こんな、田舎から出世して世界で活躍されていることに驚きです。どんな学校生活をしていたら、こんな賢くなれるのかしら~みんなも同じように感じていて質問タイムでは、先生に科学が好きになったきっかけなども、たくさんの子たちが聞いていました。27人くらいの子が舞台に上がって質問し、みんなに先生の著書を無料で配られました。小さな疑問から大きな発見へ! 知的世界が広がる 世の中のふしぎ400 (ナツメ社こどもブックス)/ナツメ社¥2,484Amazon.co.jp教えて! 藤嶋昭先生 科学のギモン (朝日小学生新聞の人気連載)/藤嶋昭¥1,188Amazon.co.jp子どもと読みたい科学の本棚 (ヤングサイエンス選書)/東京書籍¥1,512Amazon.co.jp太陽と光しょくばいものがたり/偕成社¥2,376Amazon.co.jp好きな本を取って貰って行っていいですよ!ということで大盤振る舞い。うちの子も舞台に上がってほしかったけど照れ屋なので無理でした(残念)。先生の専門分野は「光触媒」。光触媒についてワークショップで実験させてもらいました。光触媒と言えば「光」さえあればいいものと思い込んでいました。実は大切なものがあったのです。光触媒{(酸化チタンの粉をつける)=透明}に光をあてる。人工栽培などにも応用されくもらない、汚れない・・・実現し、あらゆる物の素材になる。「酸化チタン」が必要で安くて安全なので使用されています。ワークショップで体験させてもらった実験A、スタンプに光をあてると・・・B、くさいニオイをかいでみると・・・C、カガミを湯気にあてると・・・D、油汚れに水をかけると・・・実験後、特別な実験を見せていただきました。光は真っ直ぐ進む?酸化チタンを混ぜた水層を砂糖水、水の2層に分けて砂糖水の方が重たい水なので下の層。水が上の層。下から上に光をあてると・・・カーブして、らせん状を描きました。「光は、重たい方を内側に曲がって進む。」ということを証明、再現してくださいました。蜃気楼も同じ原理。アインシュタインの重力がかかるところ光は曲がって進むを発見した。月食が起きた時、太陽の陰の向こうの星が見えて証明された光の曲がり。 東京理科大のロゴマークも、これを表しているそうですよ。たくさん不思議な科学に触れられて楽しい時間でした。