~あらすじ~


旅に出かけたグレイスとハンス。
そこで立ち寄ったのは古い劇場。1週間後の公演を成功させなければつぶれてしまう。


そこでグレイスは仲間(?)達に招集をかけ、エンターテイメントを作ることに


クセのある劇場スタッフ、クセのある仲間(?)達と無事公演を成功させることができるのか?


ちょこっとラブもあるグレイスフルな公演が幕を開ける。


*****


まずツッコみたいことはたくさんあるが。



よくここまで作ったなー
と拍手を送る。

正直言って面白いトコもあるし、辻褄合ってない?って部分もある。
やっぱり面白さは普段のマグダラには劣る。5作目は別として。


まず制約が多い。
今回はマグダラなマリアではないのでマグダラ屋って単語が出せない。
だからただのグレイスとハンスの旅。そして劇場ではハンスは叔母との旅だって言ってる。

招集をかけたピロシとアンナとフレディ(だっけ?)もマリアさんの名前を出さないし、アンナにいたっては元少佐としか言ってないから知らない人はポカーンだよ。

多分元々の公演の設定を使ってるトコもあると思うんだ。
多分三津谷と染さまはそんな感じ。
ただ、元々の設定を使ったからなのか突然ジルっていう第三者が出てきてさ。
「え、誰?」
って感じになったけど特に説明もなく終わる。
元々は三人組で、何か事故で一人は死んでしまったらしいのだが…
そこの伏線の回収欲しかったなー。


まさしは劇場支配人。
妙に動いてピエロみたい。あと普通にやっぱりおっさんだ。
三津谷より下にするのはさすがに犯罪だと思うから早く年齢詐称でしたって白状した方がいいよ←



みかてぃーはマジシャン。マジシャンは仮の姿でその真の姿は劇場天井に描かれている天使の一人。

うん。一人ファンタジーな設定キタね(笑)
でも天使な部分は最初の魔法を使ったっぽい感じと背中の羽だけ。
あの役作りは指定されたやつなのかなぁ。
一人キャラクターとして浮くんだよね。まぁ唯一人間ではないわけだから浮いた存在でいいのかもしんないけど。


サラっていうのが今回のすごい人。
今まではミュージカルのベテラン連れてきましただったけど、今回は歌い方がオペラっぽくて。歌声がすごく柔らかかった。
まりあさんとのデュエット聞きたかったなぁ。


ハンスは今回ツンデレな三津谷演じるアマンダに恋をする。
まぁ最終的には告白もできて、両想いにはなったけど、別々の道を歩むことに。

最後の流れがマグダラっぽくてよかった。


歌はやっぱり少なかったよね。
イッツエンターテイメントとか高木双子の歌とかは歌ってたのは意外だったなー。
あぁ、使用許可は出したんだ、ってね。
他の歌は作ったのかなぁ?そこすら不明…


頑張ったんだなーとは思ったけど、ツッコミどころがたくさんあったのがね。
やっぱり。途中途中で「ん?」って首傾げたくなるよね。

あぁ、アンナがね。
私にも心があったのかって言ってるんだけど。今までのアンナ知らない人はポカーン。
途中でアマンダがスパイ行為をアンナに教えてもらってるって言った時にアンナが慌てたんだよね。
だからアマンダたちはアンナの元にいた少女兵士だったのかなーって。
それが何らかの事故でジルが死んじゃって。
だからアンナは染さまが泣いているのを見て抱きしめたいと思ったんじゃないかな?

という予想。


まぁ真相は闇に葬りさってますがね…