~あらすじ~



とあるドキュメンタリー番組の製作スタッフの三井。

彼は先輩でテレビプロデューサーのあさみと同居していた。


だが突然あさみが交通事故で亡くなってしまう。



その半年後。

三井と後輩の守山は心霊番組のドキュメントを制作。

だがなぜか撮影した映像が真っ黒な画面で使えない。

もうすぐ放送時間。


急遽もう一度三井の自宅で同じ内容で撮り直そうとする。

そこへやってきたのは天使と霊になったあさみであった。



人間と霊を交えたヒューマンコメディー開幕。



*****



ラストは多分チラシにこんな事書いてたような的なものをパクりました。


お久しぶりです。

情報屋(今は情報多すぎてやってないけど)主人なおっちです。

感想ブログは約1ヶ月ぶり。その間に色々な事がありました。

皆様いかがお過ごしてしょうか??


3月中は計画停電!節電!余震などの影響によりたくさんの舞台が中止、延期となりました。

このスピリチュアルも最初の2日間が中止になりました。

なおっちは初日にチケットを取っていたのですが、中止になり今日、3日の前楽公演に行ってきました。


こういう時こそ笑いです。笑顔です。

(^O^)笑顔同封(^O^)←関係ない



さてはて。問題です。

なおっちはこの舞台。何を目当てに行ったでしょうか。シンキンタイムSTART!



はい。時間切れ!(早っ)

正解は・・・・



脚本家小峯さんに期待90%、残り10%にアミュっ子3人組です。



小峯さんはね、去年のBLACK PEARLの脚本を書いて、プレステージの旗揚げのペンシルビルWARSも書いた人ですね。

何か若手若手って書かれてるけど何歳ぐらいなんだろ。

とまぁ、なおっちが「これ超面白い!!」って思った舞台の脚本を書いていて、いちお今回はゆうじろとかルイトとかが出るってのでいちお目に止まった舞台だったんだけど、小峯さんの名前を見てソッコー行く事決めました。

まあ演出の板垣さんもなおっちが養成所時代にレッスン受けた事があるんだけど。

ぶっちゃけ演出はね。

ほら。脚本ありきな部分もあるので。でも板さんの演出は変わらないなーってのがパンフ読んでわかりました。



そして本編です。

今回の主演はNON STYLEの石田です。あの白くて細い方。

もう最初から笑わせてくれるね。歌で自虐の笑いを取って。

でもね。私新喜劇での彼の演技は見た事あるけど、やっぱり普通の芝居だと普通なんだよね。

結構恋愛がちょろっと絡んできたりするんだけど、普通に真剣な芝居には引き込まれる。

うん。すげぇ。


アミュっ子3人組は、思ってたより出番がありました(笑)

結構ノンスタとか須藤さんとか出てるし、テニミュでいうトリオ的な感じの役なのかな?

と思ったら、結構ガッツリストーリーに絡んでくるんだよね。


まずもじゃの今井くん。

基本あの頭があるから何やってもオイシイ役に変えてしまう所があって、ある意味毎回出オチな部分も多い。

そして今回の役。



天使。



狙ってるよね、もう出オチを(笑)

まぁでも出オチですって自分でパンフで言ってたのでそこまで笑えはしなかったし、意外とスーツに羽がちゃんとしてて面白おかしいビジュアルではなかったの。

でも…おかしいよね。天使かよ!っていう。

まぁ天使って見た瞬間にBLACK&WHITEが出てきたのは言うまでもありませんが。



ゆうじろは守山です。

…あれ?守田じゃなかったよな・・・?何とか山で、守っていうのをパンフで見た気がするから…多分守山だ。

間違えてたらゴメン。ゆうじろ。

臨場感を得意とするブログによりパンフを見直すっていう事をしないなおっちだ。許してくれ。

主人公の後輩で、今回の芝居の中で割りとまともなツッコミ役。

結構笑いを取るゆうじろを見ていた事が多いからツッコミ役って割りと芝居の中では不思議。

でも素ではゆうじろはツッコミな気がする。

あさみが死んで、先輩は変わりましたよ!って三井を叱咤激励したり、普通で曲がった事が嫌いだからインチキ霊媒師に対してハッキリモノを言ったり。


なおっち個人的に何を見てたかって。

番組を収録しなおすにあたってゆうじろがカメラ構えるんだよね。

まぁ普通の家庭用ビデオカメラみたいなもんだけど。

ほら、カメラワークがあるから色んな角度から撮るじゃん?だから構えながらソファーとか跨いだりとか色々動くわけだよね。


…よくコケないなあ~


と変な所感心したりしてたんだけど(笑)

そんでいてカメラがブレないからスゴい。見てる所が人と違う。それもなおっちらしさ。



ルイトは最初出てきた時わかんなくてさ。

声が叫び声で結構高かったもんだから女の人かと思った、ら。ルイトでした。

奴は地縛霊です。三井の住んでる部屋で2年前に殺されて、殺された事すらわかっていなかったピュアなのか・・・つかバカだろう。っていう。



そうなんですよね。

今回霊と人間が一緒に出るわけで。

人間には霊は見えないけど、霊からは見える。

だから霊は人間の顔を見て会話できるけど、人間は霊の存在に気づかずに人間同士で芝居をしなきゃいけないわけ。

…よくよく考えると難しいよね。

だって、目の前にいるわけだから視界に入らないわけないじゃん?

でも入っても存在を無視して…というか霊だから見えない感じでやるわけだよね。

だから霊が会話しても、その後に喋ったとしてもキャッチボールになってもおかしいんだよね。

まぁなってた時もあったけど。

難しそうだなーと同時に、やっぱり面白い芝居っていうのはやってみたくなるのです。


けど面白い面白いだけじゃないんだよね。

恋愛が絡んできて感動のシーンもあり、ラストはウルウルしました。

あさみが天国に行けないのは、三井があさみに未練があったわけじゃなくてあさみも三井に未練があった。

あさみが三井への想いを自覚するトコとか…うん。感動した。

コメディの中にこういう感動するウルっとするシーンがある芝居ってなおっちの大好物。どストライク。


他にも名前を挙げてない役者さんが3人ほどいましたが、やっぱり面白い芝居に出る人だから面白いんだよ。

インチキ霊媒師。でも知識はあるから変な呪文は霊に効くんだよね。あれが面白かった(笑)

三井の上の階に住んでる夫婦は変な声でマイペースの奥さんと、霊が見えるのにそれを霊だと思ってなく過ごしていた旦那。

でもさ、万が一霊が見えたとして、区別つかなかったら普通に喋っちゃうよね。

なおっちはそういうの信じてないけどさ。


とりあえず。

面白かったんだよ。ホント、結構ずーっと最初の方は笑ってて、見終わった後は元気でした。

まぁ別に元気ないわけじゃなかったけど。

やっぱり笑いは大事。何かがあったら笑えばいいんだよ。Keep in smile!

とどこかで聞いたブログタイトルを挙げてみるけど。

小峯さんはミストパの脚本もやってんだよね。今回のスピリチュアルも大満足だったからミストパなんてアミュっ子内の本命っ子が出るからどれだけ面白くなるんだろう、っていう感じです。

これDVDあったらちょっと見てみたいかもなー…多分DVDでも同じ所で笑えそう。そんな舞台です。