8月6日
今年も、8月6日が訪れました。
8月6日。
広島に原子爆弾が投下された日。
世界最初の核兵器。
生まれも育ちも東京のわたしですが、
祖父母が広島の人であったため、
親戚が広島にいたこともあり、
原爆資料館にも訪れ、小学生の頃から、
原爆や放射能の被害に興味を持っていました。
2011年、母・宮崎恭子が遺した「大切な人」を朗読劇として上演しました。
「大切な人」は母の少女時代の物語ですが、母が広島の呉に疎開し、原爆を体験した事も描かれています。
2011年に上演したときは、
その年の3月に起きた原発事故と、
物語の中の放射能のことが重なり、
過去のこととは思えませんでした。
それから毎年公演して来た「大切な人」
8月6日に上演した事もありました。
8月6日に、原爆投下された時の物語を朗読すると、70年ほど前の今日と言う日に、確かにこの事は起きており、それにより亡くなった方、被害に遭われた方、大切な人をなくした方がいた事…
色々な思いが深くこの身に突き刺さり、他の日に読むのとは全く違うのです。
きっと聴いているお客様もまた同じ思いで、その時の会場は、その日にしか体験出来ない思いの集まった空間になっていました。
より強く、平和を望む思いを強くしました。
コロナもあり、この3年は公演をお休みしましたが、来年は熊本と東京で上演予定です。
また、詳細は追ってお知らせします。
※「大切な人」は期間限定で動画無料配信しています。
視聴ご希望の方はこちらまでメールください。
neneprojectcompany@yahoo.co.jp
URLとパスワードをお送りします。