2020年も終わり… | 仲代奈緒オフィシャルブログ「ココロの部屋」Powered by Ameba

2020年も終わり…



皆さま、どんな年末をお過ごしですか?


今年も残すところあと2日となりました。




2020年は皆様に取って色々な思いで過ごされた年だったと思います。


でも、わたしは決して2020年はひどい年だったとは思っていません。


たくさんのことに気づかせてくれた、とてもありがたい1年でした。




今年もらった大切なギフトを持って、来年は益々わたしらしく、歩んで行きたいと思います音譜



今年は公演は一回しかできませんでしたが、ずっとやろうと思わなかった動画配信と言うものにチャレンジできた年でもありました。

「舞台は生のもの」と思って来ましたが、生でなくても伝えられるものがあることに気づかせてもらう機会でもありました。



思いを込めて作って来た作品が、劇場に足を運ばない方々にも観ていただける機会になったのは、とでも嬉しいです。



これまでも素敵な写真や動画を作ってくださっているたかはしよしこさんが、予告編を作ってくださいましたので、皆さまに是非見ていただきたいと思います。


そして、本編を見たくなった方は是非、本編動画も観てください‼️



本編をご覧になりたい方はこちら



今年も8月16 日、京都の錦鱗館で、2011年から上演を続けている「大切な人」を上演する事が出来ました。

ただ、会場から「今年はお客様20名で」という事で、ねねぷろじぇくと初の動画配信をする事にしました。
この機会に動画配信をした事で、劇場に足を運んでくださる方だけでなく、他県や海外の方、広く観ていただけることがとても嬉しいです。

今回の動画は期間限定無料配信ですが、大切に作ってきた作品なので、本当に観たいと思ってくださる方に観ていただきたいと思い、非公開で、お申し込み頂いた方にパスワードを発行する事にしました。
鑑賞ご希望の方は下記のメールにお知らせください。
URLと、パスワードを送らせて頂きます。

沢山の皆様に観ていただけることを願っております。




「大切な人」について
2011年、母・宮崎恭子の遺志を継ぎ「思いのある方と、本当にいい舞台を作りたい」と立ち上げた『ねねぷろじぇくと』で、初めて上演したのが「大切な人」でした。
 
亡くなる前、7年かけ書き上げた、母の遺したかった家族の物語を1作目に、という思いで上演しましたが、沢山の方の再演を望む声に支えられ、9年間、40回以上の公演を続けて来られました。
0歳から無名塾の稽古場で遊び、母の演出した舞台を観て来た私の中に、知らぬ間に刻み込まれた「母の想い」が、この作品を作る度に、呼び起こされているような気がします。
 
二木てるみさん、若村麻由美さん、山本太郎さん、益岡徹さん他…。
これまでに沢山の素晴らしいキャストの方々に支えられ公演を続けて来られたこの作品。
2018年に絶対不可能だと思っていた1人バージョンでの上演が叶ったのは、この作品を通し、出逢えた全ての方々の想いと、母や、祖父母達がくれた贈り物のように感じました。
 
そして、戦後75年、これまでにない経験を私たちが体験した、2020年。
ねねぷろじぇくと、初の動画配信を行う事にしました。
 
舞台は生で観るものと思ってきましたが、今、この作品を1人でも多くの方に観て頂けたらと思い、その「生」の良さを再現出来る
技術スタッフと、思いを込めた動画を作りました。
 
『ただ頑張って、頑張ってと言っても、どう頑張っていいかわからないでしょう。頑張るって、みんなが仲良くすることよ。頑張ることの中心は愛なの』母の最期の言葉です。人と人と繋がり、温かさ…。
これまで以上にそのことを体感した今、母の想いを大切に、一人でも多くの方に「しあわせ」をお届け出来るような作品がお届け出来ていたら嬉しいです。
 
 
収録日
2020 年8月16 日
会場 錦鱗館
 
キャスト
 仲代奈緒
山川建夫
二木てるみ(声の出演)
 vocal guitar   DAI
piano               
黒川雄司
cello                 
山岸孝教
 

動画は無料で視聴出来ますが、本動画製作の為の、ドネーションにご協力頂けましたら幸いです。
こちらからネット上で出来ます。