関東地方の方、朝の地震にはびっくりしましたね(>_<)
さて。昨日は市川海老蔵さんの「古典への誘い」を鑑賞。何かと巷を賑わすあの海老蔵が、わが和光市のサンアゼリアホールにやってきたのです!
冒頭、客席入り口から「こんばんは~」とマイク片手にあらわれた海老蔵氏。
お客さんと同じ目線に立っての、ざっくばらんな挨拶でした。
演目は新作舞踊が3つ。えー、古典への誘いなのに新作しかやらないのぉー。なんで舞踊だけなのぉー。
と、若干斜めに構えていた(笑)のですが、始まってみれば。
非常に見応えありました。海老蔵氏の持つ華やかさ、豪快さ、よく活かされていましたし。「碇知盛」は舞踊だけどストーリー描写が丁寧だった。
「三升曲輪傘売」では、コミカルな傘売の表情もよく演じていらっしゃいました。
お客さんが、演目が進むごとにどんどん引き込まれていくのがわかった。
初めて劇場で歌舞伎を観た私の主人も大満足しておりました。
でも一つだけ残念だったこと。
「大向う」の方、なぜ来てくれなかったの。掛け声は必須でしょう~!
掛け声がないので、歌舞伎慣れしていないお客さんにとっては拍手のタイミングもわからなかった様子。
初めて自分ごときがちょっと客席を先導している感覚になりました 笑
「成田屋っ!」とは、さすがに言えなかったですけど 笑
…あ。ついつい熱くなってしまった

長々と失礼しました。
海老蔵さん、これからも頑張って次世代の歌舞伎を引っ張っていってほしいです。