地域の茶道の先生方をお招きしての、「子どもお茶会」がメインイベントで、その前に少し弾かせて頂きました。
子どもたちを前にしていつも心がけること。
たとえばジブリ音楽や、いま流行りの曲を弾いて「お箏でもこんな曲も弾けるんだ!」と、身近に感じてもらうことももちろん大事。
でも、それ以上に箏のもつ凛とした響きを「カッコイイじゃん!」と思ってもらうこと。
そして日本に生まれたからには、古曲も必ず聞いてほしい。「よくわかんないけど、なんかちょっといいかも?」って思ってくれたら御の字。
そしてそして、その日出会ったたくさんの子どもたちの中に一人でも「私も弾いてみたい!」という未来の演奏家が生まれてくれたら。
そんなことを思い描きながらプログラムを組んでいます。
今日の子どもたちは本当に素直で、真剣にな眼差しで聴いてくれました。
曲の途中で聞こえてくるヒソヒソ声も、
「あれはどうやって弾いてんのかな?」
「左手は何してんのかな?」
たくさんのハテナから、
「すごくね?」「すげーよ!」
といった嬉しい悲鳴まで(笑)
楽しいひとときでした。
2015、よい仕事初めとなりました

おまけ

床の間のお軸やお花の代わりにと、お茶の先生方が用意されたものです。
粋な演出ですよね。作法だけではない、日本文化の「心」を伝えようとされている姿勢に感動しました。
美味しいお薄をちゃっかりと、頂いてしまいました

おいしゅうございました
