はっき言って賛否両論ありそうだなって思ったし、観る人の立場によっても全然感じ方の違う映画だろうなって思いました。
一筋縄ではいかないところが、さすがカンヌ受賞作品ってところなのかな?
血は繋がってなくても、親子関係は築けるか。
幼い子どもは誰だって可愛い。愛おしい。(そう思わない人も世の中にはいるらしいけれど)
でも子どもは必ず成長する。いろんな壁にぶつかる。親にもぶつかる。親の思い通りになんて育ってくれない。
そして自分の出自を知り、アイデンティティの危機にさらされたら。
そのとき、子は?親は?親子の絆は?
それまで積み重ねてきた親子関係。血のつながりがなくても、揺るぎないものとなるのだろうか?
いろんな含みを残して終幕するこの映画。
私は、感動できなかった。
なんだかすごく考えさせられてしまった。
今日のおまけ。
週末に行った山中湖の富士山

忍野八海の底なし池。
いやー、全然伝わりませんね。
自然はやはり実際に目で見て、肌に触れてみないとわからないものですね
