「人は身体を傷つけられると生きようとするが、心を傷つけられると死のうとする」
これは僕が身を持って感じている。
なぜなら、脳出血で、リハビリ病院に入院していたときのこと。入院患者は皆んな身体的に麻痺やケガをして、必死で生きようとリハビリしていた。
しかし、その後、退院して神戸のとある障害者専用マンションに移り住んだときのこと。そのマンションの管理者は最上階には精神障害者は入居させない方針。
なぜなら、精神障害者は飛び降り自殺の可能性が高いという。
事実、住んでいる際に飛び降りだけじゃなく、リストカット未遂が何度かあり、数人亡くなった。
僕は思った。
身体障害や身体に問題がある人が必死で生きようとしているにも関わらず、五体満足なのになぜ命を断とうとするのか⁈
それで、痛感した。
身体の傷より、心の傷や精神的傷の方が
はるかに怖いと・・・