2008年11月20日14時15分
まるで昨日の事のようだ。
自分の会社の事務所
突然、後頭部に暖かいモノか流れるのを感じる
その瞬間、天井が回り出した。
脚と半身の力が抜け
椅子から崩れ落ち床に寝るような倒れた
脳出血で倒れた瞬間だ。
左半身不随の身体障害者になった瞬間だ!
水泳が得意で県大会では2位
フリッパーレースでは全国2位
という体力自慢の自分
はその瞬間消え去った瞬間でもあり
歴史になった瞬間だ。
あれからもう16年
未だに身体障害は自分に当たり前では無い
言語も話も健常者と変わらず
自動車も運転する
東日本大震災時、奈良から石巻市まで片手運転した。
周囲は自分が身体障害者である事は
当たり前になってるようだ。
でも自分は未だに五体満足の夢を見る
自分にとっては未だに当たり前にならない
車に乗ってる
健常者と変わらず話す
そのせいか
周囲は健常者扱いしてくれる
障害者扱いよりマシだけど
自分の心の内は何も理解されてない事も分かる
複雑な心境である
これが中途障害者というものなのだろう