押しの強めなお義母さんに少し違和感を感じながらも
私達は結婚式をするホテルで結納をしました。
ここでも義母はいかに自身の舅・姑との生活が大変だったかの話ばかりで
すべての世話を私がしてきた、娘も病気になりそれも大変で
うちの息子は手伝いもしてくれて病院からの帰りが遅いときは
米を研いでくれたと自慢気に言っていたのを覚えています。
米研ぎくらい誰でも手伝いするものだろうけど、
この家では長男を大切に育てなければいけないと
舅姑に言われていたらしく夫は過保護に育てられてきたんだと思います。
米研いだくらいであんなに褒められるのかと
家に帰ってから私の両親も言って笑っていました。
そんな周りの雰囲気を全く気にせず自分のことだけをペラペラ話す義母を見て夫は
「もういいからお前は黙ってろよ」と窘めました。
当然その言い方に私達家族はびっくりしました。
親をお前呼ばわりするなんて・・・
でも姑は「やだーしゃべりすぎちゃって・・」となんとも思ってない様子で笑っていました。
変な雰囲気になりましたがとりあえず結納は無事に終わりました。
その日結納が終わって私は実家に帰りましたが、父が言った言葉が今でも忘れられません。
あの男は酒も飲まない、博打もしない、それはいいけどきっと浮気するぞ
そして親に対してあの態度は酷すぎる、いつか大変なことになるよと。
その時の私はそんなこと絶対にない!失礼だよ!と反論しましたが
今から思えば父の言った通りになりました。
母の感想は・・・ちょっとした資産家なのかもしれないけどあのお義母さんちょっとおかしいんじゃないの?
と私の両親はいい印象ではなかったようでした。
そうはいっても結婚式の日は迫ってきて私は毎日準備に追われていました。