十六夜夕方、お月様が出て来るあたりは、もわもわと雲が流れている。 今夜も、雲月かなぁ。無月にはならないだろうけどなぁ。 などと、畠から東の里山を眺めていた。 夕飯の後片づけが終わって、いそいそと外に出て見た。 丁度、お月様、山の縁から離れようとしているところだった。 快晴。 十六夜のお月様、煌々として、辺りは明るい。 名月です。