ノアの箱舟が出港しそうな連日の雨。
本来なら、これだけ雨量があれば、沢は枯れない。
沢に水があるってことは、沢水を引いている、集落の潅水管にも水が供給されるはずなのだけど。
自然水利だと、大雨で沢に水が溢れかえって、木枝だの土砂だの葉っぱだのが流れ込み、取水口を塞いでしまい、水量水圧が反って弱くなることがある。
露地は天からの潅水で十分に潤ってくれているけど、栽培ハウスの中は(屋根あるから)そうはいかない。
潅水コックを開けても、水圧が弱くて、潅水チューブのあるハウスサイドから1mくらいまでしか水が飛ばない。
ハウス幅は7mあるから、中央の5mは土がパサパサのまま。
ふん。そうさ。昨夏も、これで、ハウス内の作物を枯死させた。
しかし!今年は違う!
動噴潅水できるよう、このために設備投資したのだ!
今春用意して、業者担当さんに、みっちり使い方の指導してもらった。
午前中いっぱいかけて、500リットルタンクに400リットルまで水を溜めて、午後、意気揚々と動噴潅水。
まずは、トマト。
そして、今期、ハウス内で作付けることにした唐辛子(鷹の爪)。
(実験的にハウス内作付けを一昨年してみたら、良い感じだったので、今期は全面的にハウス作付けをすることにした。)
それにしても、公の水道施設・設備って、やはりすごい。
水が出るのが当たり前。
断水は異常事態。
インフラって、それを維持するって、もの凄いことなんだな。