昨夏は、猛暑と日照りが秋(ほぼなかったけど)まで続き、作付けた種が発芽しない、発芽した子たちも枯死する、って日々だった。

特に栽培ハウスの潅水が出来ない。

ハウスは屋根があるので、潅水チューブから水がでないと、ただただ乾いて砂漠になって行ってしまう。

畠の水は山水で、山の水が枯れれば、止まってしまう。

自宅は市水道だから、断水はまずないけど、家からバケツで畠に水道水を運んだところで、焼け石に水&体力が持たない。

 

今は、雪やら雨が潤沢に降り注いだ後の春だから、畠水(山水)も潤沢に使える。

でも、今夏はどうなんだろう?

また、猛暑、日照り、の夏になるのではなかろうか?

また、枯死していく作物たちを、しゃがみ込んで見ていなければならないのは、とてもとても嫌だなぁ。

と、冬の初めに思った。

 

夏の天気がどうなるかは分からないけど、対策しておくことにした。

業者の方に相談したら、色々試行錯誤してくれて、水源(山の上)の遠い私の畠で、大規模(井戸を掘るとか、川水をパイプを通して畠に流すとか)にならず、私の能力で扱える方法を提案してもらえた。

 

500Lのタンクにポンプを繋いで、ホース潅水(散水)する。

タンクは軽トラの荷台に乗るので、水をタンクに入れたら畠に移動する。

って方法。

 

そして、設備導入。

昨日今日と、レクチャ含みで、ポンプ潅水の練習をした。

3.5m×20m(栽培ハウスの4分の1)だと、200Lで表面から1cmくらいを湿らせることができる。

乾ききっている夏に、それで足りるかは大いに疑問だけど、枯死は避けることができると思う。

どうなるかなぁ、今夏。

何とか乗り切れると良いなぁ。

 

今日、露地は雨。

その雨天に、ハウス内でポンプ潅水練習していた。

(何やら、雨の日に庭で如雨露で花に水をやっているような気分)