家人が倒れた年(5年前)、家人がまだ入院していた梅雨の終わりの時期(倒れてから5カ月間入院していた)、隣の集落の方(果実農家)から、梅の実を沢山いただいた。

(その頃は、病院での面会は不可で(パンデミック初期の時期)、週に2回洗濯物を取りに行く、月に1回医療費の支払いに行くのが許されていた。

家人の様子は、洗濯物の交換の時、概要を看護師さんから聞き、(家人が言葉を理解してくれることを信じて)書いてきた手紙を渡していた。

不安な毎日だったけど、付き添いが出来ない分、色々なことをする時間はあった。)

 

初夏に家人が退院するまでの間に、頂いた梅を、土用干しして漬け込んだ。

15cm口径の瓶一杯に漬けた。

今日、その5年物梅干しの瓶が空になった。

 

あぁ、この瓶一杯の梅干し、私、食べたんだなぁ。。。

(感慨)

この5年、梅干しを漬けなかった。

今年は、梅干し、漬けよう。