午後、直売所に、聖護院大根と日野菜蕪を持って行った。
生産者名+値段のシール+エコファーマーマークを貼った大根を棚に並べていたら、
「これ、なんです?」
まだ出荷籠の中にある、日野菜蕪の束を見て、お客様が声をかけてくださった。
「日野菜蕪です。
近畿地方、滋賀県で作る蕪で、お漬物にしたりします。」
などと、(貧しいながらも)日野菜蕪について、知っていることをお話しした。
「葉っぱにも色素があるから、甘酢漬けにすると、桜色に染まってきれいです。
生でも食べることできます。鍋やみそ汁に入れても。でも煮ると、色は飛んでしまいます。
ほろ苦、辛い味がします。」
お客様、
「あら、食べてみるわ。一つ下さい。」
って、手に取って下さった。
こういう時って、ものすごく嬉しい。
「ありがとうございます!」
って、元気に言ってしまう。
日野菜蕪を作付け出したのは、私の母(近畿地方出身)が日野菜蕪の漬物が大好きだから。
なかなか日野菜蕪を手に入れることができない。
って言っていたので、私が作ることにした。
(しかし、いくら大好きでも、1畝もの日野菜蕪全部は(母)食べきれんよね。)
私も日野菜蕪は大好き。
日野菜蕪ファンが増えてくれると良いなぁ。