栽培ハウスに堆肥を入れるため、堆肥置き場に行ったら、速攻でジョウビタキ君がやって来た。

堆肥(安佐動物公園の草食獣さんたちからの贈り物)を運搬車に、フォーク(農具)でせっせと積み上げる間、私の作業を見守ってくれている。じゃなくて、堆肥から虫が出てくるのを見ている。

堆肥の中は、発酵で温かい。

ミミズやら、コガネムシの幼虫やら、色々、ぬくぬくと生息している。

そのことをジョウビタキ君は知っている。

ジョウビタキ君、賢い!

時々、ちゃっと、ほじくり返った堆肥の上に降りて、何かをついばんで、また柵の上に戻る。

虫を見つけたんだろうな。

 

何度か堆肥を積んでは運び、の間、ジョウビタキ君、そうやって、堆肥の側で、私、ではなく、堆肥の中から出てくる虫、を見つめていた。

 

ハウス内に堆肥を撒き終えて、さて帰ろうか、と思ったら、ハウスの中にジョウビタキ君がいる。

おい。。。。。夜の間、ハウスで過ごすのか?

外よりは暖かいし、撒いた堆肥に虫はいるし、当面、生きるに困らないとは思うが。

そうは言っても。

ハウスの扉をあけ放って、ジョウビタキ君をハウスの外に追い出すのに、ドタバタ走り回った。

うん。今日は一日、ジョウビタキ君と遊んで過ごせたな。