夕方、ディサービスに行っている家人を迎えに行く途中、道の先に虹が架かった。
ちょいと道を外れて、車を止め虹を眺めた。
里山から里山に橋を架けたような虹だ。
あの虹の根元の里山には、虹色の宝物が埋もれているかもなぁ。
今、虹の根元に、獣たち、集まって、うわぁぁぁって、虹を見上げているかもなぁ。
10分くらい余裕を見て家を出ていたので、虹を眺めてから家人お迎えでも、十分間に合った。
家人を車に乗せる時、まだ空には虹が架かっていた。
「虹見える?
正面の里山の左から立ち上がっているよ。」
って、虹のある方向へ車椅子の向きを変えて、虹のある位置を言ったら、
「うん。見える。」
と言ってくれた。
久しぶりに二人で虹を眺めた。
やっぱり、虹の根元には宝物があるのだろうね。