朝、地区放送(各戸に受信機があって、そこから地元情報のアナウンスがある)で、我が家から4kmくらい南方向に行った所で、

「熊の目撃情報がありました。ご注意下さい。」

とのことだった。

夏が厳しかったからね。

里の畠の作物もボロボロだけど、秋の山の実りも良くないだろうな。

里まで下りれば、取り合えずは、サツマイモなり柿なりあるものね。

獣たち、冬に備えて、食べなければならない時期だから、ガンガン里に下りて来る。

鹿の(繁殖期の)恋鳴きも、先週くらいからしきりにする。

連中も、子孫繁栄のため、栄養をつけようと、毎夜跋扈している。

あぁ。。。。。

 

畠から見える柿の木には、カラスが群がっている。

写真だと、何が何やら分からないが、十羽くらいカラスがいて、オレンジ色になった柿の実を、ガシガシ食べている。

今秋、私は柿を食べていないんだが。

カラスに先を越された。

 

夏陽気が10月になっても続いているのだけど(畠にいると蚊に刺される。10月になっているのにですよ!)。

そうは言っても、そろそろ冬のお楽しみのヒアシンスの水栽培を始めようと、ガラスの水栽培瓶を出すために、外に置いてある物入を開けたら、蜂の巣がある。

小さい蜂だし、刺激しなければ危なくはないかなぁ。

何蜂だろうか?

とかボーと見ていたら、す~うとスズメバチが飛んで来て、巣を襲った。

巣の中の幼虫をほじくり出している。

巣の蜂たちは、右往左往するだけ。

 

私が戸を開けるのを、スズメバチ、どこかで見ていたのだろうか?

何だか悪いことをしてしまった気分だ。

スズメバチも、来春に向けて、新女王が育っている時期。

ともかく狩りをして、栄養を新女王様に提供しなくてはならない。

獣も虫も、皆、冬に向けての準備をしている。

冬、来るのだろうね。

その前に、ちゃんと紅葉の秋が来てほしいのだけどなぁ。