この夏、アーティチョークの花が咲いた。

見栄えのまあまあの花は、朝市に出してもらった。

小さかったり、盛りを過ぎていたり、泥がついてしまったりの花は、畠に残しておいた。

花が枯れたので、花部分を切り取り乾燥させた。

もしかしたら、種が出来ているかもしれない。

雨の日となった今日の午後、カラカラの花をほぐしてみた。

 

花の中心は綿帽子になっている。

化粧ブラシみたい。

 

綿帽子をほぐして、一つ外すと、ふわふわの綿毛になっている。

タンポポのように、種を付けて飛んで行くのだろうかな。

 

種らしき粒も幾分あったが、指先で押すとつぶれてしまう。

種の中身がスカスカなのだ。

やっぱり、見栄えの良い花(元気で、ぽってりしている大きな花)じゃないと、種の出来も今一なんだろうな。

来年は、見栄えのする花を幾つか残して、また種が出来ているか見てみることにしよう。

 

来年のことを言うと鬼が笑う。

だろうけど。

鬼の皆々様、大いに笑ってくだされ。