昨夜、十六夜月の出を待ちながら、ブログを打ち込んでいたら、居眠りをしてしまっていた。

はっと気づいて、既に寝入っている家人の就寝前介護(兎眼側の目に乾燥防止の眼軟膏を入れて眼帯をする)をしてから、勝手口のから外に出て、月を見た。

里山の上に、煌々として十六夜月が上っていた。

あたりは月の光で明るく、懐中電灯なしでも、野道を歩ける。

とは言え、さすがに歩くつもりはなかった。

獣に遭いたくないからね。

月夜の野道で獣に会ったら、お互い様で、化かし合いするような気がする。

獣だって、月夜に野道で人間に遭うのは嫌だろうなぁ。

獣に会った私は、何に化けているかなぁ。

 

ボーとしたまま、スマホで十六夜月の写真を撮ったが、上手く撮れない。

ぽつんとした光の点にしか写らなかった。

光の点の下には、影の里山の稜線が連なっていたのだけどね。

 

 

今日は十七夜月。

「立待月」

立って待つ月の出だからだそうだ。

さっき外に見に行ったら、今夜は雲が厚くて、お月様は見えそうにない。

立って待たずに、寝ましょうかね。