里山の向こうから、時を作る声を上げている鶏のような雲。
子供時は、「その日」が来るのを待つ時間が長かった。
例えば、遠足の日、夏休みの始まる日、祖父母の家に行く日、遊園地に連れて行ってもらえる日、新学期の始まる日。。。
まだ1週間も先だ。
早く来ないかなぁ。
なぁんて思ってカレンダーを眺めていた。
今は、
あ?え?今日って水曜日?まだ週が始まって3日しか経っていないの?
月曜日から今まで、もう10日くらい経ってしまっているような気が。。。
と、カレンダーを眺めている。
未来を待つ時間が長く感じるのが、若いってことかも。
それが、昨日から今の間が長くなり始めると、未来を待つ時間が短くなって行くのかな。
年を取るって、そういうことかな。