昼間、精霊蝗虫がいた。

お盆の頃出てくるから「精霊」の名前が付いたとか。

精霊蝗虫は、作物の葉っぱも齧るから、排斥はしたいけど、何となく父を思い出させるものだから、いつも見過ごしてしまう。

 

日暮れが幾分早くなった。

辺りは暗いが、北西の空の雲がピンク。

まだお日様は落ちきっていないのかな。

海辺にいたら、丁度落日が見えているかも。

暗くなると、コオロギが鳴くようになった。
ヤー君(ヤモリ)たちは草むらでコオロギ狩りするのだろうから、台所の窓には来ないかな。