午前8時15分、太田川上流。
毎年この日(8月6日 平和の日)ダムの放流の時などに鳴るサイレンが、1分間吹鳴する。
その1分間、草刈り機の音も止まり、集落は静かになる。
サイレンが終わると、蝉時雨。
また、いつもの日常音がしだす。
忘れないよう、毎年サイレンは吹鳴する。
「忘れないように」って、サイレンを鳴らすことができるということは、毎年平和が続いている、ってことでもある。
吹鳴を聞いた後、洗濯物を干していたら、山椒の木にカマキリがいた。
キアゲハの幼虫がいる山椒の木だ。
今朝、攻防があったのかもしれないな。
洗濯物を干し、カマキリの写真を撮り、咲いた朝顔の花を眺める。
暑い暑い、ヘロヘロになる夏の日。
それでも、こういう夏の日が毎年続きますよう。