家人用に、足湯バケツを買った。
半身麻痺の家人、麻痺側が「寒い」「冷たい」と言う。
健側はそうは感じていないし、触ってみると、左右ともに、同じくらいの体温をしている。
実際の温度とは関係なく、麻痺側の内部の感覚が、そう感じさせるらしい。
麻痺側の足は、お湯に浸けても、お湯の温かさを感じることはないが、血行が良くなれば、脳に「温かい」って刺激が届くかもしれない。
家人は足のサイズが大きい。
靴のサイズで、EとかDとかあるけど、家人はGサイズ。
靴屋さんでGサイズの靴を探すのに、いつも苦労をしていた。
足湯バケツを買う時、
「特大サイズを下さい。」
って言ったら、足湯バケツに、大中小はないそうだ。
大きさ26cmに統一らしい。(特注すれば別なんだろうけど。)
これで大丈夫かいな?
って、その26cmサイズのバケツに、家人に足を入れてもらったら、余裕1cmで入った。
まぁ、バケツ履いて外を歩き回る訳じゃなし。良いでしょう。
家人、麻痺側に、少しずつ感覚が戻りつつあるらしい。
この頃、
自分の身体(麻痺側)が重いって分かる。
って言っている。
麻痺した半身だけ、何の刺激もない、無重力状態を漂っているようなものかなぁ。
家人の右半身は「宇宙からの帰還」中。