十年分くらいの時間を費やした感のある一年だった。
だからと言って、10年分の成果を1年で成したかと言うと、そうじゃないところが辛いところではある。
来る年も10年分くらいの時間経過を感じて過ごすとしたら、(感覚上は)数年で平均寿命を越え、仙人の域に達する。
そんなことをブツブツ思いながら、以前からやってみようと思っていた、藁で吊るし唐辛子を作ることにした。
藁を4本用意して、端を藁の切れ端で結ぶ。
畠で穫って来た(と言うか、収穫途中で捥げて落ちた実)唐辛子を藁に差し込みながら編んでいく。
難易度高と言うわけではないけど、きっちり編み込むのは、案外難しい(個人的見解)。
玄関に掲げた。
唐辛子は魔除けにもなる。
来る年月、時間消費の魔物に憑りつかれず、普通の時間間隔で過ごせますように。
(仙人になるのは、もう少し先にしたいものね。)