子供の頃、友達の家に遊びに行ったら、クリスマスツリーがあった。
テーブルに乗るくらいの大きさで、本当の木ではなく、プラスチック製だったと思う。
私は、一般家庭でクリスマスツリーを飾っているのを見たのが、それが初めてだった。
びっくりして興奮したのと、うらやましかったのがあって、家に帰ってから、そのことを母に話した。
次の日曜日、父が、
クリスマスツリーを作るよ。
と言って、新聞紙と枯れ枝を持って来た。
新聞紙をクルクル丸めて筒を作り、
ハサミで縦に切り込みを入れた。
切った方の先端を引き出して、不揃いにし、
その新聞紙の筒を、枝に刺した。
切った先を開いて、折り紙で私が作った飾りを引っ掛けて行った。
てっぺんの金色の星は、金色の折り紙で、父か母が作ってくれたと思う。
何故だか、そのことを今日思い出した。
思い出しながら、広告紙を丸めて、紙筒にテープで張り付けて、紙のクリスマスツリーを作ってみた。
友人からのプレゼントのオーナメント(小人と雪の結晶)を引っ掛け、
う~ん。。。
子供の時の記憶にある紙ツリーより不細工かな。
父に見せたら笑われそう。。。