夕刻の半月夕刻、半月が西の里山の上空に掛かる。 空気が冷えて、その冷えた夕空と夕雲を、半月がキーンと切り裂いていくような有様に見える。 日本の神話では、月の神「ツクヨミ命」は、保食神「ウケモチノカミ」を葬り去り、その保食神の遺骸から、種々の穀物・家畜が生まれたとか。 冬が近い(相変わらず、日中は温いけど)。 春夏秋を切断して、里山に沈め、あたりを冬にするのは月の神様かもね。