播種した馬鈴薯の畝に農ポリでマルチングする。

馬鈴薯は、マルチ栽培しなくても、充分生育する。

私がマルチを使うのは、土中の水分確保(水はけの良い畠なので)と、雑草対策が主。

芽が地上に出て、マルチを押し上げたら、その部分を切って芽を外に出す。

(多分、半月くらい先の作業になるだろうな。)

 

さらに、防虫ネットでトンネルを作る。

 

 

この時期、虫は少なくなり始めるから、どちらかと言えば、このネットは、鹿避け。

馬鈴薯(地下茎)を鹿は食べない。

が、芽や葉は食べる。

芽、葉を丸坊主にされてしまうと、地下茎は育たない(= 収穫なしになる)。

 

これで、取り敢えず大丈夫かなぁ・

 

 

一昨日、夜半(多分午前1時頃)目が覚めたら、遠くから、鹿の恋鳴きが聞こえた。

(聞いたのは今秋初)

きゅぅぃぃぃぃぃぃ

と、細く高い声で、里山から夜の空に抜けるような声で鳴く。

切なくなるような、もの悲しいような、美しい声だ。

雄鹿が、雌鹿に呼びかける声。

 

聞きながら、

あぁぁぁ

と吐息をつく。

 

連中、繁殖時期に入る。

上手くカップルが出来たら、雄鹿、雌鹿を誘って、畠デートするだろうな。

山の植物より、畠の作物の方が、栄養価高いもの。

 

馬鈴薯の芽と葉、今秋、無事でありますように。