人間の脳(内のデータ)を、コンピューターにアップロードして、人工知能として人が存在出来るとしたら。
人以外の脳のデータだってアップロード出来なくはないよね。
 
と、『残されし者』(ケン・リュウ著)を読んで考えている時、『人間のいなくなった後の自然』(カル・フリン著)の「第10章ローズコテージへの旅」を同時に読んでいた。
 
「残されし者」は、アップロードを望まない者の話し。
 
「第10章ローズコテージへの旅」は、無人となった島に残された家畜牛たちが、野生を取り戻して生き残っている。
って箇所。
 
どう妙な方向に考えが飛んだかと言うと。
人間以外の脳データ(犬とか猫とか牛とか)をアップロードしたら、人工知能として、人とその生き物は共存出来るのだろうか?
 
動物たちの脳内データをデータベースに入れたら、その脳内データのある部分が野生を取り戻すことはあり得るのではなかろうか?
人工知能の世界を、野生化した牛の群れが爆走する事態が起きるのではないのか?
 
きっと、その辺りは、アルゴリズムで制御しちゃうのだろうな。
まぁ、どんなプログラムにもバグはあるからね。
その時には、ネオが、カウボーイになって制御することになるのかな。
あるいは、バグ潰しのエージェントが、牛追いをするのかな。
などと。
 
途中で、そんなことを考え出すから、ページが進まない。