夏の「雑草」で、メヒシバは、かなり厄介な部類に入る。
繁茂し出すと、ライナーで地面を伝って株を増やし、先々で種を落として芽吹く。
根は、細かく密に広く深く張るので、根ごと抜くのに力が必要。
あ~!!!こいつら嫌い!!!!!
と、呻き声を上げるのが夏の常。
今日も繁茂するメヒシバを引っこ抜いてブツブツ言っていたのだが、ふと、子供の頃、この草のことを、「かんざし草」と呼んでいたことを思い出した。
子供の頃は、夏草だらけの野原をプラプラ歩いて、草を抜いては、何やらかんやら、遊びにしていた。
メヒシバも、草遊びの一つ。
メヒシバの穂を手折って、穂をそっと引っ張って垂れ下がらす。
「草かんざし」になる。
上手に垂れ下がらすことが出来ると、嬉しかった。
髪とか耳に挟んで喜んでいた。
メヒシバ、って言うより、かんざし草、って呼ぶ方が、好きだな。
それにしても、大人って、、、、、
結構つまんない時間の過ごし方をしているかもね。