山は緑に畠の周囲の里山、若緑におおわれた。 山藤が咲き始めている。 日中は燕が、頭上の電線や、軒先で、 ちゅぅくちゅぅくちゅぅく 囀っている。 (燕はともかく、常に囀っている小鳥だ) その間を、す~ぅっと通り抜けるように、鶯が谷渡りのフレーズまで完璧な囀りをする。 初夏だね。