椿の話題で、母とメールのやり取りをしていたら、母が、

思い出した

と、こんな内容のメールをくれた。

 

「中学1年(女学校)の夏、戦争が終わって、二学期東京から、女の音楽の先生がきました。

国語さえ、ペラペラの新聞紙をたたんだ様な教科書で、

音楽は本がなく、その先生が、黒板に書いて教えてくれた歌二つ覚えています。

 

『落ち椿』

 ポタリ  土の上に  小さな音が 転がり落ちた  アハハ  何が落ちた 

2

 ポタリ  また聞こえる  雨戸をあけて  よくよくみれば  アハハ  椿の花 


終戦後はじめての穏やかな歌でした。」

 

知らない歌だったので、調べてみたら(ググってみたら)

作詞:吉丸一昌

作曲:ウェーバー
の歌唱曲。
穏やかで、のびやかな気持ちになる歌だった。
 
庭の白椿は満開。
 
 
ポタリ ポタリ と、先に咲いた花から落ちている。