山茶花の剪定をしていた実家の母が見つけた、山茶花の枝の(多分)メジロが作った巣。
母からのメールで、巣の写真を見て、実物が見たくなり、
もし捨ててないなら実物を見たい。
って、母に頼んだら、譲ってくれた。

直径15~20cmの巣鉢。
裏が面白い。
おそらく、不織布の破れた一部で底を作っている。
数枚の不織布を組み合わせている。
何枚かであるにしても、一片はそこそこ大きい。

小鳥が、この不織布を咥えて、山茶花の枝まで飛んで来たってことだ。
自分の身体の大きさに匹敵する布をはためかせて飛行する姿、見てみたかったな。

巣鉢の素材は何だろう?
棕梠の幹の繊維のように思われるのだけど。
実家の庭に、こうした細くて長い繊維のある植物・樹木はないから、これもどこからか運んできたのだろうな。
巣鉢は、綺麗にくるりと丸く、「芸術じゃね」って呟いてしまった。

この中で、雛たちが育ったんだろうなぁ。
ここから巣立った小鳥たちは、実家の裏の林にいるのだろうか。
私としては、
ここに、イースターエッグを入れて、戸口に飾りたい。
イースターエッグ(復活祭の卵)を掲げたら、(気分だけでも)色々回復・復活するんじゃなかろうか。