「ホールブレイン」
ジル・ボルト・テイラー 著
を読んだ後、続けて、同著者の
「奇跡の脳」
を読むことにした。
脳出血を発症した著者の、発病から、リハビリを経て、回復するまでの、著者(脳出血を発症した側から)の体験と、そこから感じ取ったことが綴られている。
脳には可逆性がある。
その言葉に、励まされた。
脳卒中を発症後、(生き残った場合)半年を過ぎると、リハビリをしても、それ以上の回復は望めない。
とのことは、家人のリハビリの過程で聞いてはいた。
そんなことはない。
と、この2年9ヶ月、家人と一緒に過ごし思ってきた。
それを肯定してもらったように思う。
今月に入って、麻痺側の足で、靴を(私が押さえている状態なら)、足を差し込んで踵を下ろして履けるようになった。
これは、かなり凄いことなのだ。
それまでは、靴を履くのは全介助だったのだから。
来月は、何が出来るようになるかなぁ。
って、二人で話している。
「奇跡の脳」
看護や介助をしている皆に読んでもらえると良いな。と思う。