母の刺繍画を梁に掲げた。

モチーフの宮沢賢治「水仙月の四日」の一節が、刺繍画の裏に貼ってあった。

この刺繍画を贈ってもらえるってことを知る前の先月、水仙の球根を種屋さんに注文しておいた。
庭に水仙の咲く一角を作る予定。

この冬、庭に水仙の蕾が着く頃、この一節のように、ひゅうひゅうと、雪が舞うかもな。