押し入れの落書きこの家の押し入れの中の板壁に、鉛筆の悪戯書きが残っている。かなりの筆圧で、グシャグシャ書きなぐったらしい。ここの家の子供が、かつて、悪戯をして、「押し入れにでも入っとれ!」と、古式ゆかしく、押し入れに入れられるお仕置きをされた跡だろうかな?たまたまポケットにあった鉛筆で、悔し紛れに書きなぐったのかなぁ?とか、布団を畳んで仕舞うたび、クスッと、しながら思ったりしている。玄関と縁側の境にある板戸にある落書きの作者と、同一人物かしらね。