転居先農家家を改修する時、3室の和室を、車椅子が行き来出来るように、バリアフリーの床間した。
床は、板目のフローリングシートを張ってもらった。


明るい色で、何かが床上にあっても分かりやすいだろうし、表面が滑らかなので、車椅子で動きやすいだろうと思っていた。

これが考慮不足だった。
引っ越してから、家人、この床の上で、車椅子から二度転落した。
幸いなことに、二度とも、まずは臀部から落ちてくれたので、怪我せずにすんだ。

車椅子が床上で滑り過ぎたのだ。

車椅子から手を伸ばして何かを取ろうとした時、足で床を(今までなら、ちょっと動く程度の強さで)漕いだ時、車椅子が予想以上に動いてバランスを崩して落ちた。

ベッドから車椅子に移乗時、座り直すつもりで少し体を動かした時、車椅子が腰から外れて落ちた。

家人は車椅子を足漕ぎするが、靴(安全のため室内履きを履いている)が床を滑ってしまい、意図してない方向へ動くので、転落はしていないが、かなり危険な状況が、何度かあった。

家人自体も大変だが、私も、都度、パニックになってしまう。

床材は、滑らない物を選ばなくてはならなかったのだ。
今さら遅いが。

床上に滑り止めシートを張ることを、急ぎ検討、実施する。
何とかなってくれると良いのだけど。