このところ、読んでいるのが、既読の、
「ホビットの冒険」
J.R.R.トールキン 作、瀬田貞二 訳 、岩波書店
中つ国の一連の物語で、私が最も好きな登場人物が、ビルボ・バキンズ。
力の指輪を、自らの意志で放棄し、
(あの壮大な物語の中で、自らの意志で、力の指輪を手放せたのは、ビルボとサムだけだ)次の冒険に口笛を吹きながら出かける。
彼のように生きたい。と、読むたび思う。
平行して、どうしても読みたくなり、手にいれたのが、
「クララとお日さま」
カズオ・イシグロ 作、土屋政雄 訳、早川書房
既読の
「忘れられた巨人」
カズオ・イシグロ 作、土屋政雄 訳、早川文庫
絡め捕られるような、哀しいと言うか、やるせないと言うか、それでも、やっぱり生きて行くんだな、って感覚に読後なるのだろうか。
数ページ読んでみて、それとは別の感覚になりそうな気がしている。