小豆を煮た。
鍋一杯の餡こを作る。


小豆を煮る時に必ず思い出すのは、子供の頃、小豆を煮ながら母が話した思い出話し。

第二次大戦中、出征することになった母の兄(私からすると伯父)のため、母の母(私の祖母)が、母のお手玉に入れてある小豆を(お手玉をほどいて)出し、赤飯を炊いた。
「戦争が終わったら、また作ってあげるね」
と、母のお手玉をほどきながら、母の母(祖母)は言たのだそうだ。
伯父は戦地から帰ってこなかった。

餡こはまあまあの出来。
鍋一杯作ったから、色々使える。
まずは、お善哉かな。