食べる。
と言うことは、かなり高度で繊細な身体のコントロールを必要とする(と学んだ)。
食物を噛む、と言う動作。
歯の上に食べ物を乗せて、潰す、噛み切る、磨り潰すって、歯だけでは出来ない。
唇(口に食物を入れた後、しっかり閉じている必要がある)、舌と頬(口の中の食物を歯の上に乗せる、保つ、歯が処理し終わった食物を喉に運ぶ)、唾液が連携できていないと、口の中の食物は、外にこぼれるか、未処理(塊のまま)で喉に送られることになる。
喉は、これらの口の動きと連動して、気管を閉じ、食道を開ける。
口の機能の連携がちぐはぐなまま、飲み込むと、気管に異物が入り込んでしまう(誤嚥肺炎になる)。
食べる、って、すごいことなんだなぁ。
などと、介護食を作りながら思う。
人の口の機能の幾分かを補うのが介護食でもある。
あぁぁぁ。。。
そう言う理屈が分かっていることも必要なんだけど、、、
今の課題は、人が食べる時のもう一つの機能をどう補うかなのだ。
見た目で美味しそうに見える介護食。
これも人間の高度で繊細な機能だ。
かなり(私にとっては)難易度が高い。
やってみるさ。
これから先、長い長い練習(=本番)時間が続くのだから。
(^_^;)