朝、苗箱に水やりに行ったら、如雨露の側に私のナイトのひとりがいた。
頭から尻尾までだと30cmくらいはあるトカゲ君だ。
如雨露の向こうをじいっと見つめていたから、その先に虫でもいたのだろう。
虫を補食する生き物は、農地(我園)の私の「ナイト」たちだ。
トカゲ、ヘビ、カエル、カマキリ、クモ、ヤモリ、トンボ、テントウムシ、ハチ
オカルト映画の悪役が振り当てられそうな面々ではあるけれど、私としては、ふわりふわりと飛ぶ蝶々たちよりは、この騎士たちと共にいたい。
(騎士たちは、私に忠誠を誓った訳じゃぁないから、好き勝手しているがね。)
トカゲは、
鱗がキラキラして甲冑のよう。
動きは敏捷。
いざとなれば、自分の尻尾を切り捨て活路を見出だす。
かなりの美丈夫だよね。