洗濯干し場の向かいの納屋(農作業用の材料やら器具を収めている)の軒に燕の巣がある。
洗濯干し場に出ると、その巣を覗きながら、洗濯物を干すことができる。
5月の上旬、その巣に燕の番が卵を産んで子育てをし始めていた。
チュクチュク子燕の鳴き声がし始めて、大体3週間過ぎ、巣に収まり切れない大きさまで燕の子たちは育った。
この数日、巣の方を気にしつつ、洗濯物を干しながら、
いつ巣立つだろうなぁ?
とか思っていた。
今朝、いつものように洗濯干し場に出るガラス戸のカーテンを開けたら、洗濯干し場の手すりに2羽の燕の子が止まっていた。
今朝が巣立ちの日だったのだ!!
ポヤポヤの産毛の残る燕の子とカーテンを開けた私の距離、約1m。
2羽の燕の子、私の正面、私の方を向いている。
私もびっくりしたが、燕の子たちもびっくりしたらしい。
しばらく、1人と2羽、固まって見合っていた。
私;写真撮りたい!
燕の子:やばい、逃げなきゃ。でも、まだ上手く飛べないよぉ。
私が写真を撮ろうとスマホを探して動いたとたん、燕の子2羽、背後の軒までバタバタ(燕の優雅でスマートな飛び方ではない)飛んで移動。
私:至近距離で写真を写し損ねた。
燕の子:「兄ちゃん(あるいは、姉ちゃん)、やばかったね。」「うん、まだ上手く飛べないもんね。」「でも飛べたよ。ちゃんと逃げれたもん。」「うん。結構、上手く飛べたよね。」
しばらく軒にいた2羽、近くの電線まで飛んで移動。
電線には、もう2羽、燕の子が既に止まっていた。
多分、同じ巣で生まれた兄弟たち。
4兄弟(姉妹)だったらしい。
その内、4羽の内の1羽が飛び立ち、残りの3羽の内2羽が直ぐに続いた。
最後に残った子は、ちょっと間をおいて、同じ方向に飛び去った。
最初に飛び立た子は、長男(長女)かな?
それとも末っ子かな? 次男三男(次女三女)かな?
皆、良い日を過ごせよ。