私は、畠に使う堆肥を安佐動物公園から貰っている。
堆肥は、動物園の草食動物の排せつ物、動物たちが使った敷き藁などが混合され、発酵させた物だ。
毎回2トンくらい貰っている。

堆肥を積んで置くと、ミミズが来る。
そのミミズを目当てに、モグラが来る。
そうした虫やら小動物を目当てに、蛇だの蛙だの小型の獣も来る。
そこまでは認識していた。
この春(最近)、それ以外で、堆肥関係者がいることに気が付いた。
燕だ。
燕が、堆肥の藁や発酵しかけしている諸々を巣作り材料にしている。
堆肥運びをしようと、堆肥の山に行ったら、藁くずをくわえた燕が飛び去った。
我が家の裏手の軒に、燕の巣がある。
どうやら抱卵する模様。

この巣も、動物園の堆肥で出来ているのかな?
燕の子供たちが生まれたら、その子達は、像やシマウマ、キリンの使った藁やら何やらで、包まれて育つことになるのだろうな。
何やら楽しい。