寒い中(霰がパンラパンラ、レインジャケットに当たる中)をジョグっていたら、前から、やはりレインジャケットを着たランナーさんが来た。
(知り合いじゃぁないよ。)

「寒いね!」
「寒いですね!」

すれ違いざまの、それだけの挨拶なのだけど、凍えかけていて、バスにでも乗って帰ろうか?
と思いかけていた気持ちが、立ち直った。

走ってりゃ、走り続けていれば、凍え死んだりはせんさ。