真昼、畠に行こうと庭に出たら、庭端の柿の木の方向で、ざっ、っと音がして、かたまりが跳ねとんでいなくなった。
大きさと動きから、多分猿だろう。

その後、熊が来たという柿の木を見に行った。
柿の木の上の方の枝が折れていて、地面までたれさがっていた。
熊がぶら下がったか、下から掴んで折ったかなのだろうかな。
幹には爪を立てた痕が残っている。
その内の一つ、「M」と刻んだように見えてしまった。
里山の主、Mr.Mの印章めいている。
(Ms.Mかもしれないが)


今年は獣たちが里に随分沢山降りてきている。
虫たちも、かなり沢山、山から里の軒や納屋に待避してきている。

暖冬予報が出ているけれど、この辺りの今冬は、去冬よりも厳冬になるのじゃなかろうか。

M氏に聞いてみたい気がする。