豪雨と台風以外、雨の降らない日が20日続いている。
しかも、連日、高温の夏日だ。
百葉箱の中で35℃を越えるのだ。
野外は40℃以上が「普通」になっている。
畠仕事は早朝か、日が暮れてからしないと、マジで倒れる。
そうは言っても、と日中作業をしていると、15分くらいで頭痛がし始め、それでも続けていると、無感覚、無感情になり、判断とか分別とかが出来なくなる。
汗が出なくなり、身体の中に熱が溜まっていく感じだ。
こうなってから、日陰に入り、水分を取っても、回復するのにはかなりかかる。
何回か、こう言う「お馬鹿」な状態に陥って、日中外に出るのを止めた。
午前10時を回る頃には、外を誰も歩かなくなる。
午後5時過ぎくらいまでは、無人の世界で蝉だけが鳴いている。
家の中で、夏空に夏雲、ただただ日が照り返す畠と野原と里山を、眺めて過ごす。
ふと、
世界の終わりみたいな日だ。
とか、思ったりする。
世界の終わり(人類の終末)は、劇的な何かが起こるのではなく、こんな風に、ギラギラしく日が照り、蝉がひたすら鳴いている日なのではなかろうか。
野の草は乾ききっていても生い茂り、虫たち獣たちはウロウロし、そこに人だけがいない。
末世って、こんな感じなんだろうかな。
明日も末世らしい。